ミスターペットシッター
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ペットシッターに依頼するとトラブルが多い?選び方やトラブル対策方法を解説

ペットシッター会社とのトラブル
ペットシッターは、旅行や出張などでお家を空けるときにペットのお世話をしてもらえる便利なサービスです。
環境を変えずにお世話をするので、ペットに対してストレスが少ない方法として選ばれています。
ただ、ペットシッターに依頼することで、トラブルが起きているケースもあります。この記事ではペットシッター絡みで起こりうるトラブルの種類と、実例をまとめました。
トラブルとならないようなペットシッターの選び方や対策についても詳しく解説します。

ペットシッター依頼で起こるトラブルの種類

ペットシッターを依頼したときに起こるトラブルは、大きく以下の3種類に分けられます。

ペットシッター自身に問題があってトラブルが起こることもありますが、ペットシッター会社との契約内容によって問題が発生する場合もあります。
また、ペットシッターとペットの相性が悪かったのが原因で事故になるケースもあります。
ペットシッターを利用するときにはこの3つの点に注意して依頼することが大切です。

ペットシッターを依頼したときの代表的なトラブル例

ペットシッターに依頼したときに、実際にどのようなトラブルが起きているのでしょうか。ここでは典型的なトラブル例を紹介します。

ペットの不適切な世話

ペットシッターのお世話が不適切だったというトラブルはしばしばあります。
依頼者が要求した通りにエサを与えずペットが空腹で弱ってしまった、トイレの掃除をしなくて汚物を散らかしてしまった、お願いしたお散歩をしなかった、というケースがよくあります。

ペットの怪我・逃走

ペットが怪我をしたり、自傷行為をしてしまったりすると、怪我の補償についてトラブルになる場合があります。
また、シッティング中にペットが逃走して探し出すのに苦労することもあります。
このような場合、責任がどこにあるかを明確にするのが難しいため、ペットシッター会社とのトラブルになりがちです。

家屋の破損や家財・備品の紛失

ペットシッターが家屋を傷つけたり、家財や備品を失くしたりするトラブルも起こり得ます。
ペットシッター自身の不注意によって、柱やクロスなどに傷を付けてしまう場合もありますが、ペットがひっかき傷をつけることもあるでしょう。
小さな備品や小物が無くなったときにもペットシッターが盗難した可能性もありますが、ペットが飲み込んだり、いたずらで隠した可能性も否定できません。
すぐには責任の所在を特定することが難しいので、大きなトラブルになる場合があります。

ペットシッターのマナーの悪さ

ペットシッターのマナーが問題で起こるトラブルもあります。
シッティングの開始時間に遅れて到着する、シッティングの終了後に鍵の閉め忘れをする、預けた鍵を紛失するといったトラブルが典型的です。
ペットシッターによっては、ペットや室内の様子を無断で写真撮影してSNSにアップロードするといった事例もあります。

ペットの警戒によるトラブル

ペットが警戒心を持ったことによってトラブルが発生するケースもあります。
特にペットシッターに初めて依頼する場合、ペットにとっては多かれ少なかれストレスがかかります。
例えばワンちゃんの場合には吠えたり、噛みついたりしてしまうこともあるでしょう。
ペットシッターとの相性もありますが、ほとんどの場合、経験不足のペットシッターに依頼してしまったというケースが多いかもしれません。

ペットシッター会社とのトラブル

ペットシッター会社との契約内容や、料金の支払いでトラブルが起こる場合があります。
例えば、分割払いを依頼して少し支払いが遅れたら、会社のスタッフが自宅まで督促に来て対応に苦労したという事例があります。
このケースでは支払いの遅延をしたので利用者に非がありますが、こうしたトラブルを避けるためにも、支払い方法や支払い遅延のときの対応について確認しておくとよいでしょう。

また、契約内容上やむを得ないトラブルもあります。例えば、ペットシッターの勤務時間後にペットが急病になる可能性があります。
その場合、時間外なのでペットシッターが対応できないと言われてしまったらどうでしょう。
ただ、家族も同然のペットの飼い主にとっては納得できるものではありませんよね。
時間外の対応については、緊急対応や免責事項として記載されているのが一般的です。
契約のときには契約書や利用規約を読んで、トラブルになりそうなところはしっかりと協議しましょう。

ペットシッター依頼時にトラブルを起こさないための対策

ペットシッターへと依頼するときには、トラブルが起きないように対策をしておきましょう。
ここではペットシッターに依頼してトラブルを起こさないために重要なポイントを解説します。

第一種動物取扱業登録済の会社を候補にする

ペットシッターを依頼するときには、第一種動物取扱業者を候補にしましょう。
第一種動物取扱業者とは、動物の保管や訓練などを業として行っている業者の中で、都道府県または政令指定都市に登録している業者です。
動物の管理方法などの基準を満たしていることで第一種動物取扱業社として登録が認められます。
対面での説明も義務付けられているので、サービスの内容に納得した上で依頼できます。
業務のレポートも受けられるため、登録済の会社であれば、シッティングの品質の高さも期待できるでしょう。

第一種動物取扱業者の規制

口コミで会社の評判を調べる

いくつか候補のペットシッター会社を見つけ、口コミを調べることが大切です。
一番信用できるのは身近な人からのリアルな口コミです。
利用してみて良かったと言っている知人から紹介を受けられたなら安心でしょう。
ただペットシッターを利用している知人がいない場合にも、SNSやブログ、Googleビジネスプロフィールなどで口コミ情報を集められます。
口コミは匿名性があるので完全に鵜呑みにはできませんが、会社の良し悪しを判断する材料にできます。

事前の打ち合わせ・面談を受ける

ペットシッター会社の候補を選んだら、連絡をして打ち合わせや面談をしましょう。
担当するペットシッターに来てもらって打ち合わせができればよいですが、オンラインで対応してくれる会社もあります。
事前に十分な打ち合わせをすると、信頼できそうな会社なのかがなんとなくわかります。
サービスの内容の理解にもつながるので重要な機会です。
利用規約や契約書の内容についても不明点がある場合には質問をして、内容を理解し納得した上で契約に進みましょう。

保険の加入を確認する

依頼先が保険に加入していることを確認しましょう。
ペットシッター保険や損害保険に加入していれば、トラブルが起こったときにも助けになります。
ペットがペットシッターを噛んでしまい、怪我をさせてしまった場合にも治療費を保険でまかなえます。
またペットシッターが業務中に家屋を傷つけてしまった場合などは、損害賠償を請求し修繕費を申し受けることが可能です。
保険に加入していないと、事故があったときに会社との交渉でトラブルが発生するリスクがあるので気を付けましょう。

監視カメラを用意する

ペットシッターを依頼するときには監視カメラを設置して、いつでも様子を見られるようにするのもよいでしょう。
シッティングの様子やペットの状況を確認できると安心できます。
特にペットシッターは24時間ずっとペットの面倒を見られるわけではありません。
また、監視カメラがあることで、ペットシッターに対して犯罪抑止効果もあります。
シッティングの時間外の様子も見られるように、監視カメラを設置しておきましょう。

まとめ

残念ながらペットシッターに依頼してトラブルが起きている事例はあります。
ペットシッター自身やペットシッター会社とのトラブルが発生しているので、優良なサービスを選ぶことで、トラブルが起こる可能性をできる限りなくしましょう。
ペットとの相性が問題のこともあるため、依頼前にペットシッターと顔合わせをして相性を確認することも大切です。
大切なペットを安心して預けられるように、評判の良いペットシッターを選びましょう。